17NSJ プログラムと生活

豊かな自然の中で

この大会で展開されるプログラムは、能登の自然を生かしたダイナミックなものもたくさん。
大型構築物、ローマ戦車、2020年東京オリンピック開催に関連した各種ミニスポーツ、企業・団体提供プログラム、もちろん海を存分に味わうライフセービング、ロープを活用した海難救助、シーカヤック…。どれもこれも全部体験してみたいものばかり。

●めざせ!ジャンボリーの日本一!

スカウトスキルを用いた4 種類の班対抗ゲームが展開されます。
  ★サターンエリアにて
    結索・・・与えられた資材で自分たちの班旗をできるかぎり高く掲げ、かつ自立させるゲーム
    キャンピング・・・与えられた資材と条件の中で素早く火を起こし、 炎で竹ひごを焼き切るゲーム

  ★アースエリア
    通信・・・手旗を使ったタイムトライアル伝言ゲーム
    コンパス・・・指示書の方位角に進み、たどりつくポイントのカードに書かれた文字を記録するゲーム

成績優秀班は日本一と認められ、閉会式前にスペシャルな「ジャンボリーゲーム☆日本一章」を授与されるとか。
普段から培ってきた実力を存分に発揮して、頑張ってきてね!

 
●ジャンボリー・アワード
ジャンボリー期間中「ちかいとおきてを実践する」を心がけ、「ジャンボリーゲーム日本一に1つ以上挑戦する」「他隊や班と交流の時間を持つ」といった10項目をクリアしたと隊長やリーダーから承認されると「ジャンボリー・アワード」が授与されます。

 
●友情ゲーム

8月7日の午後は全員参加のプログラム「友情ゲーム」が行なわれます。
「指定された文字」を持っている仲間を探して広い広い会場を回ります。仲間が揃ったらビンゴ。国や地域、言葉がちがっていても、きっと出会えた時は感激ですね!

 
●信仰奨励、各宗教派の集い
ボーイスカウトでは、信仰する心を大切にしています。
自らの信じる宗教だけでなく、接っしたことのない他の教宗派についても知ることができます。
8月7日は信仰奨励の日。午前中は集いや宗教儀礼が行なわれ、勾玉や念珠、ロザリオなどを作るコーナーも設けられています。

 

ジャンボリーでの生活

アドベンチャーエリアは、大会エリアの中で最も大きなサブキャンプエリア。関東地区のスカウトと外国スカウトの総勢4,400人ほどが生活します。
キャンプにすっかり慣れているベンチャースカウトもドキドキの1年目スカウトも、協力し合って楽しく居心地のよい生活空間を整えていきましょう。

日中の余暇の時間や夜間に実施するサブキャンププログラムは、大きな楽しみの一つ。
川島代表隊長イチオシの「世田谷ナイト」は、生活エリアであるアドベンチャーエリアでたくさんのゲストを巻き込んで、にぎやかに開催されることでしょう。

●基本スケジュール
   6:00 起床
   7:00 朝食
   8:30 国旗掲揚
   9:00 午前の活動
   12:00 昼食、休憩
   13:30 午後の活動
   18:00 夕食
   18:30 国旗降納
   19:30 夜間の活動
   21:00 就寝
   22:00 消灯

 
●食事のテーマ
参加隊の食事はすべて野外炊事。朝と夕方、米以外の食料と炊事用燃料の薪が配給されてスタートします。
「楽しいキャンプライフは食から」ということで、配給される食材を見てメニューを隊独自のものにアレンジしてもよいとのこと。同じ食材を使って、あちこちの鍋やフライパンから違う匂いが漂ってくるのも楽しい光景ですね。

17NSJクックブックがホームページで公開されています。大会期間中の「食」のテーマは「日本食を見直そう」。メニュー、調理方法、ちょっとしたコツからアレルギーについても書かれていて、なかなか楽しい読み物ですよ。
世田谷で「ナスのそうめん煮」や「とり野菜みそなべ」などの金沢料理にチャレンジしてみるチャンス!

 
●生活設備
大会運営スタッフにより、スカウト入場までに各エリアに2か所ずつ生活設備が設置されています。

★給排水
炊事やシャワーなどで使用する大会の「水」は、仮設水道により珠洲市の水道水を利用します。参加隊は、各サブキャンプの水汲み場からキャンプ地へ水を運び使用します。また、生活雑排水は水汲み場に隣接する汚水桝を通して下水へ流します。

★トイレ
汲み取り式の仮設トイレが設置されています。生活環境の変化に慣れ、食事や排便を普段のリズムで生活することが、毎日の健康管理につながります。次に利用する人を想い、常にこまめな清掃を心がけたいですね。

★シャワー
各サブキャンプには、男子スカウト、女子スカウト、男性指導者、女性指導者の4つに区分された仮設のシャワー設備と洗面所が設置されています。

★ごみの分別・収集
大会期間中に出るごみは各隊サイトで分別し、各サブキャンプに設置された集積場に集めてもらえます。確実な分別とできるだけごみを出さない工夫を。

どんなことでも、見えないところでたくさんの人々に支えられている。感謝の心を胸に、思う存分楽しく過ごしてきてね!