活動ニュース

世田谷第9団結団60周年記念式典

2014年10月04日団からのお知らせ


晴天に恵まれた9月28日、9団の団本部のあるカトリック赤堤教会で結団60周年記念式典が行なわれました。
教会の入り口から聖堂までの要所要所にリーダーが待機して、訪れる人々を丁寧に誘導、受付では今年たか章を受章された宇田団委員がにこやかに出迎えてくださいました。
明るい陽ざしの差し込む聖堂には、すでにスカウトや保護者、関係者が着席し、開式を待っています。

国旗・隊旗の入堂です。
きりりと引き締まった表情のスカウトたちが入堂していきます。一番後ろから先輩たちに遅れまいと、また練習通り一歩一歩確実に歩を進めようとビーバースカウトが一生懸命。樫の木で着くアレ多忙にたくさんの表彰がくっついているので、おそらく相当に重いその旗を、精いっぱい支えていきます。両側に立って見守る保護者や来賓は、心の中で精いっぱいの声援を送ります。団担当の吉田コミは、スカウトが真横に来た時に思わず『グッジョブ!』と親指を立ててねぎらっていました。

カトリック団らしく神父さまのお話を聞き「神様といつもいっしょ」の歌をオルガン演奏で歌ってからは「スカウト宣言」です。
先日隼スカウトとなった田口君が前に進みでて、各隊の旗を後ろに従えて
「物質に満たされた今の時代でもスカウト精神が変わることはありません。自らの信念をもって生きることを教えてくれたスカウト精神を忘れず、これからも世田谷9団のスカウトとして、また世界のスカウトとして『そなえよ つねに』のモットーと『ちかいとおきて』を守っていくことを誓います。」
と高らかに力強く宣言しました。これからの9団だけでなく、日本のボーイスカウトを支えていく一人になっていくことでしょう。

芦澤団委員長から最後に感謝と決意の言葉がありました。
「人数が減ってしまった苦境を乗り越え、少しずつでも盛り返して来られたのは、たくさんの周りの人々からの励ましや応援があったからこそです。」は、神父さまが語られた他の人々への尊敬の念や感謝の心にあふれていました。
式典の後はスカウトたちによる楽器演奏を聴きながら、和やかなパーティー。
一人ひとりができることで力を合わせた、手作りの心温まる式典を経て、9団は新たな歴史を歩き始めます。