10月24日、世田谷区役所内で開かれた「せたがや産業フェスタ」の一角に、ボーイスカウトコーナーもブースを持ちました。
去年も子どもた ちに大人気だった「輪ゴムでっぽう」「新ちゃんまちがい探し」、そして新しいゲーム「これ、なーんだ?」とともにお客さんを待っていたのは、世田谷のローバースカウト達です。
コーナーの準備や輪ゴムでっぽうの整備、誰が何を担当するかを相談しているまもなく、楽しそうな雰囲気に引き寄せられてフェスタの開始前から子どもたちがやってきて、早くもブース内は大忙し。
お客さんの目の高さまでひざを折って、ゆっくりていねいにゲームの説明をしたり、中にはフロアに座り込んでじっくりまちがい探しにつきあったり。
一部だけを見せてその絵を当ててもらう「これ、なーんだ?」で一緒にくすくす笑ったりと、一人ひとりのスカウトが持ち味を生かしながら進めていきます。
中には「私も遊んでもいいかしら」と声をかけてくださる年配の方もいらっしゃり、ローバースカウトとゲームだけでなくおしゃべりも楽しんでいただきました。
普段の暮らしの中ではなかなか生まれにくい、さまざまな年代のつながりがボーイスカウトのメンバーの中にはごく自然に結ばれていて、その温かみや楽しそうな様子にふらりと訪れる人々を引き付けるものがあるのかもしれません。
18歳から25歳までの長い時間をかけて自分の社会での立ち位置や必要とされる存在であることを実感するチャンスが、ローバー隊にはたくさんあります。