ボーイスカウトの活動には、「誰かのために」や「自然とともに」、「新しいことの発見や冒険」といったキーワードが盛り込まれているのですが、「自分の中に眠っている可能性を見つけ、伸ばしてゆく」もその一つ。
特に興味のないことでもまずはチャレンジしてみることで「好きなことを発見」したり、「もっと知りたいと思っていたことを調べることができた」とか、「好きなことが得意なことになった」と発展させていけるシステムは、ボーイスカウトならではのものです。
カブスカウト(小学校3年生~5年生)では40種類のチャレンジが提案されていて、クリアできるとその項目のワッペンがもらえます。
色とりどりのワッペンはがんばった証!
制服の袖に縫いつけたり、もっとたくさんもらうとタスキにつけることができて、カブスカウトたちの憧れの的となります。
世田谷地区では、7年前からすべてのチャレンジをこなしたスカウトを「スーパーカブ」として認定し、通し番号のついている素敵なチーフリングをおくっています。
世田谷第6団の2人のくまスカウト(5年生)がすべてのチャレンジ完了!
6月29日。カブスカウト仲間はもちろん、保護者、リーダー、団委員長も見守る中授与式が厳かに行われ、54番と55番のチーフリングが2人におくられました。
6団の団本部は宮坂にある乗泉寺にあり、敷地内でのびのびと活動することもできるのですが、スカウトルームが完備されているのも大きな魅力。
リーダーたちがお祝いのパーティーを準備して、みんなでお茶とお菓子をいただきました。
「どんなスカウトになるかなって楽しみにしていたけれど、努力した後はこんなにうれしいことが待っているんですね!」
やさしい団委員長からのねぎらいの言葉に、
「この先もずっとボースカウトを続けていきます!」
と、2人からの力強い返事。
後輩スカウトからスーパーカブの2人になにやら素敵なプレゼントが贈られたり、記念撮影をしたり、この日お誕生日でもあった団委員長にみんなでお祝いの歌を歌ったりと、あっという間の楽しい一時間がすぎていきました。
6団では、アットホームで和気あいあいとした雰囲気の中で、スカウトたちがのびのびと育っています。