お子さんに少しずつ自我が芽生えてくると、「こんな風に育ってもらいたい」「得意なことを伸ばしてあげたい」という保護者の方にも夢や希望が生まれてきますよね。
どんなことを選択しても、お子さんが生き生きと、のびのびと日々を過ごしていけるといいのですが、その基本には「自分は大丈夫。これでよい」という自信と同じくらい周りの人への気遣いや思いやりの心があってこそ、かなうのだろうと思います。
ボーイスカウトの活動は誰かと一緒に過ごしながら、たくさんの体験を重ねていくものです。
どんな活動でも、その時仲間のみんながどんなふうに感じ、意見を言い、行動したかをすぐそばで眺めていることは思いのほか心に残っていて、「あの時うれしかったから、自分もそうしよう」といった意識が少しずつ大きくなっていくのは素敵なことです。
悲しい事件の報道を目にするたびに、保護者自身がとても孤独だったのだろうと胸が痛みます。
ちょっと相談できる人、励ましてくれる人が身近にいて、小さなもやもやを小さいうちに解消できていればエスカレートしてしまった行動はとらなかったかもしれない。
子育てはままならないことへの我慢の連続。
時にはうんざりもするし、悩みもする。
またそれと同じくらい喜びや楽しさもあって、だれかと分かち合いたいことばかりですよね。
ボーイスカウトの団にはいろいろな年代の現役保護者や子育てを終えた先輩が何人も所属していて、実在するお子さんのいろいろな体験談を聞けるのも大きな魅力です。
AH@組織拡充委員会