6月18日は、小学校3年生から5年生のカブスカウトたちが楽しみにしていたカブラリー。
年に一度の、世田谷じゅうのカブスカウトたちのための合同集会です。
3学年が一緒になった6人くらいのグループの一員として仲間と力を合わせ、他のグループと競争しながら自分も友達も力を伸ばしていくのがカブ隊の活動の醍醐味なのですが、いつも同じライバルではちょっと物足りない。
数えきれないグループ対抗を体験できるカブラリーは、カブスカウトたちがわくわくし、また新しい友情の輪を広げるにはもってこいの機会です。
カブラリー会場で200人以上もの同じ制服を着たカブスカウトに遭遇するのは、かなりの「びっくり!」体験。
いつもの仲間が急に特別な存在に感じられるものの、それでも5年生のくまスカウトになると
「あれ?確か、同じ小学校だよね?」
「去年のカブラリーでも会ったっけ?」
などと気軽に話し始め、そのうちに始まるのが追いかけっこ。
多くを語らなくても、これだけでぐっと親しくなれるこの年代は、本当にうらやましいですね。
もじもじしてしまうスカウトももちろんいるけれど、そんな時に役に立つのが「友情カード」。
全員が名刺サイズに自分の名前や所属団、自己紹介メモを書いてきたので、はにかみながら交換し、ちょっとにっこりしたら挨拶完了です。
広々とした砧公園ファミリーパークの緑の中で、「災害救助隊」になりきったリーダーたちの寸劇が始まりました。
大好きなリーダーの姿を見るだけで、みんなそわそわし始めて、今日も楽しいことにチャレンジしてみたい!の気持ちでいっぱい。
今日のポイントは、3学年まぜこぜの、しかも他の団のカブスカウトとの合同チームを結成したこと。
初めて会った仲間とももちろん力を合わせ
「避難所に必要な物資を届ける!」
「棒と布を使って水の入ったポリタンクを運ぶ!」
「とっさに作れる、新聞紙スリッパづくり!」
など6つのゲームにとりくみました。
起きてはほしくないけれど、災害が起きた時小学生でもなにかできることを。
実際にはとてもそんなことはできないかもしれないけれど、「自分一人ではうまくできなくても、誰かと力を合わせるとたくさんのことができるんだな。知らない人も、一緒に何かをしてみると急に仲良くなれるんだな。」を感じた、素敵な一日となりました。