東京神社スカウト協議会50周年記念大会が2014年(平成26年)11月30日、世田谷の国士舘大学ホールにて開催されました。
都内のボーイスカウトから10個団、ガールスカウトから4個団、全体では約570名と大勢のスカウトが集まり、世田谷からは、第8団(北澤八幡神社が活動拠点)・第23団(松陰神社が活動拠点)・ガールスカウト東京都117団(北澤八幡神社が活動拠点)が参加しました。
東京神社スカウト協議会には、ボーイスカウト運動を始めたベーデン・パウエル卿の教え「信仰心をたいせつに」を実践する、神社を母体とする団が加盟しています。
式典は、国旗・隊旗儀礼に始まり、全国神社スカウト協議会長、東京神社庁長のあいさつに続き、神道章の表彰、スカウト代表による決意表明が行なわれました。
カブスカウト部門には第23団、ボーイスカウト部門には第8団、ローバースカウト部門にも第8団のスカウトが選ばれ、立派な態度で臨みました。
午後は、約3時間を予定しての「鎮守の杜」ラリー。
「都会の緑道を歩き、神社を巡拝しながら「鎮守の杜」に親しみつつ、新たな発見を探ろう」をテーマに、ボーイ隊以上は団を超えた仲間と作るグループで神社を巡りました。
新しい出会い、しかも同じ神社スカウト同士の交流が楽しみなひと時です。
もちろん神社スカウトらしく、緑道や神社境内では、スマートな行動が求められます。
まず参拝をしてからポイントで用意されている課題やゲームをこなして愚痴をめざすという、楽しみながらもメリハリの効いたラリーです。
約350名のスカウトたちは、大会マークの入ったおそろいのバインダーと、チェックポイント(神社)が記されている地図を持ち、元気よく出発していきました。
コースは松陰神社を初めのチェックポイントとし、若林稲荷⇒太子堂八幡⇒三宿神社⇒ゴールの北沢八幡神社です。
どこの神社もスカウトの熱気でいっぱい。
一番でゴールした団は、なんと「奉仕の心を養う」意味で、境内の清掃をする名誉をいただき、鞘若菜一日を締めくくりました。