3月とは言え風がとても冷たい21日~22日、八王子にあるひよどり山でボーイ隊(小学校5年生~中学2年生)向けの訓練キャンプが行なわれました。
このキャンプは「シルバーウルフ トレーニングキャンプ」といわれ、これに参加すると特別なチーフリングをもらえるので、ボーイ隊のスカウトたちにとっては憧れのキャンプなのです。
普段は自分の所属する団で活動しているスカウトたちですが、このキャンプでは、世田谷地区のあちこちの団からやってくる新しい仲間と知り合える絶好の機会。
身につけた技術や感覚を試したり、そこで知り合った仲間に教えてもらったりの交流も楽しみです。
ボーイスカウトにとって、キャンプでの生活は多くのものを体感し、学べるとても貴重な機会。
それでも、いきなりキャンプ場に行っても何をどうしたらよいのかわかりませんよね。
ボーイ隊に入隊すると、テントを立てたり、火をおこしたりはもちろん、いかにコンパクトに荷物をまとめるかなどの、訓練や練習を体験していきます。
先輩の技をじっと見ていて自分のものにしたり、ちょっと失敗してもそれを次には成功につなげていくには時間がかかるけれど、自分で獲得したものは一生の宝もの。
自然って立ち向かえないくらい大きいんだなとか、仲間がいて本当によかったとか、家族って本当にありがたいと心から感じられるなど、一つ一つの体験こそが子どもの心や体をすこやかに育てていくのだと思います。
シルバーウルフ トレーニングキャンプは、「このスカウトなら参加しても大丈夫!」とリーダーに認められたスカウトたちの集まりなので、目標もより高く!
今年のテーマは「理想の班サイトを作ろう!」
あるものを使い、少しでも居心地よく過ごしていくのに知恵を絞り、力を合わせ、同じ世代の横のつながりを育みながら過ごす、中身の濃い2日間です。