活動ニュース

寒さになんか、負けないよ

2015年01月30日ちょっとおしゃべり


冬の冷たい空気にとっぷり包まれ、まさに冬本番ですね。
世田谷のボーイスカウトたちは、今月も元気に活動していました。
具体的に、年長さんや小学生のスカウト(ビーバー隊・カブ隊)はどんなことをしていたの?をちょっとご紹介しますと…

ウインタースポーツ
今年も、いくつかの団が恒例のスキー訓練に行ってきました。
キーンと張りつめたような空気や雪や小売りの世界を生み出す大自然の力を身体いっぱいに感じながら、スキー三昧の日々を過ごしました。
去年は1人では乗れなかったリフトに乗って、何度も上をめざしていたり、仲間と競争を始めたり。
もちろん雪を使った遊びもたくさん楽しんできました。
そして、団の一員として「みんなの中にいる私は、なにが今できるかな?」を考え、行動に移すチャンスもいっぱい。食事の配ぜんや片付け、使った部屋の清掃ももちろんね。

隊の集会でスケートにチャレンジしてきたスカウトもいました。
スケート靴で氷の上に立つのもやっとだったスカウトも、帰るころにはすーいすいと、それはそれは得意そう。

カブスカウトは「チャレンジブック」をもとに、文化面、スポーツ面など、いろいろな分野のチャレンジができ、項目をクリアするとかっこいいワッペンがもらえるのです。
今年もチャレンジ章をクリアして「スキー選手」や「スケート選手」のバッジを手にしたスカウトがいるかもしれませんね。

外へ!
寒い寒いと言いながらも、やっぱりみんなと一緒に出掛けるのが大好きなスカウトたち。すっかり葉の落ちた冬枯れの公園を元気よく歩けば、きらきら光る霜ややわらかな日差し、落ち葉を踏む音…五感を存分に使ってたくさんの発見をしてきました。
追いかけっこや「関所ゲーム」「名前あてゲーム」などに夢中になったり、前回習った手話を使ったゲームに真剣にチャレンジした団もありましたよ。
身体を動かした後はすっかりぽかぽかしてきたことでしょうね。

餅つき
日本のお正月の風物詩とはいえ、今や家庭で杵と臼を使って餅をつくところは本当に少なくなりました。そう言った伝統行事をたいせつにするのもボーイスカウトのよいところ。
団で保管してある杵、臼、せいろなどを持ち出し、前日から準備しておいたもち米を蒸し始めます。
せいろから勢いよく蒸気が上がると、もうスカウトもリーダーもそわそわ。威勢のいい掛け声と杵の小気味よい音があたりに響きます。
スカウトたちも順番に餅つきの戦力に。去年は持ち上げるのもやっとだった杵が、今年はすっと上がり難なく振り下ろせるようになるのはなんともうれしいこと。
「あのお米がこんな風に変わっていくんだ!」
「苦労してついたお餅って、美味しいね!」
つきあがったお餅と一緒に頂く豚汁。いつもとちょっと違う気持ちですね。

そのほかにも室内でのゲーム大会に盛り上がったり、上進式と入隊式を行った団も。
ビーバースカウトがカブスカウトになるのは、ただ制服が変わるだけではありません。カブスカウトの「やくそく」を言えるように頑張ること、そしてみんなの見ている中でビーバー隊から大きくジャンプしてカブ隊に飛び込む姿を見せること。心を新たに、楽しく活動していってほしいですね。

そうそう、忘れてはいけないのは世田谷区役所で行なわれた新年子どもまつり。
あちこちの団からスカウトたちが参加して、それぞれにゲームや工作を夢中で楽しんでいました。

まだまだ冬は続きますが、2月も世田谷のボーイスカウトたちは元気いっぱいで活動しますよ。

AH@組拡委員会