ボーイスカウト世田谷地区では、スカウト・指導者向けに毎年上級救命講習会を開催しています。
いざという時に少しでも役に立ちたいと考えているだけではなく、こうした特別な知識を身につけ、経験を持っているのは本当に大切なことですよね。
今日は9月9日で、救急の日。
東京消防庁では、救急法の普及に貢献している団体を表彰しているそうで、成城消防署から世田谷地区も表彰していただくこととなり、地区委員長・地区協議会会長と他数名で成城消防署を訪問してきました。
表彰してくださった大隊長と親しくお話する時間もいただきました。
消防署には消防少年団があって、地域の子どもたちが防災について学び、活動していて、何か災害が起きた時に地域を支える底力として大きな期待を寄せられているそうです。
ボーイスカウトも同じで、特に防災に特化した知識を持ち合わせているわけではないものの、周りに困った人がいないか、何か自分にできることはないかを考えて行動する癖が身についているので、地域にあって自助の精神をもって自然に助け合うキーマンになれることはまちがいありません。
自分たち自身で支えよう、立ち上がろうとする力こそ、地元を助け、住みよい街にしていく力ですとのお話に、とても共感を覚えてきました。
たくさん遊んで楽しく過ごしていく中で、いつの間にか友達となかよく過ごせる力、誰かを助けようとする気持ち、自分を大切にして、もっと伸びていこうとする思いが身についていくのが、ボーイスカウトの活動の大きな魅力です。
過程で、学校で、そして地域で、その力がもっともっと発揮できるといいですね。