活動ニュース

アリくんの大冒険 ~東京農業大学ローバークルー~

2014年11月12日ローバースカウト団からのお知らせ


秋は大学祭が真っ盛り。
世田谷地区で活動している2つの大学ローバースカウトたちにとっても、前々から企画を立て、打ち合わせや準備に時間をかける大きなイベントです。

10月30日から11月2日まで収穫祭が行なわれた東京農業大学では、世田谷第12団(ローバークルー)によるちびっ子向けの演劇が上演されました。
案内を出した近隣の幼稚園や保育園からでしょうか、ちびっ子たちが観客席に集まってきました。
取材に訪れたのは小雨の降る寒い1日でしたが、会場は早くも熱気でむんむん。
いつものように教室いっぱいに背景画が描かれ、また普段の活動紹介、ちびっ子向けの遊べるコーナーも用意されていて、一瞬大学構内にいることを忘れてしまう不思議な空間です。

今年の劇は「アリくんの大冒険」。
病気のお母さんを治すため、虹色の花を求めて旅をするアリくんと仲間が出会う様々な冒険を一年生が体当たりで演じていきます。ちびっ子たちにもわかりやすくゆっくりと、そしてはっきりとセリフを話す練習や大きな動作は何度も何度も練習したことでしょう。
2年生の久保君が作ったこの作品は、人間が壊した環境についてもクイズを出しながらサラッと伝える秀作でした。

主役のアリくんを演じたのは田中君。セリフが多く覚えるのがとても大変だったそうですが、ちびっ子たちはアリくんの名演技にすっかり虫の世界に入り込み、夢中で見守っていました。
そしてもう一人の人気は「仲間との出会い」「水を求めて」などの場面転換には緑色のイモムシ嬢。
ピョンピョン飛んで出てきたり、ごろごろ転がりながら登場したり。
次はどんな風に出てくるのかな!と会場のみんなが登場を楽しみにしていました。寝袋はくるまって眠るためだけのものじゃないんですね!

演劇終了後はストラックアウトや釣りなどの手作りゲームでキッズコーナーに。
どこまでも地域のちびっ子たちと遊んだローバークルーたちでした。